綱島レッスンの内容その② [トレーニング]

さてさて、続いて昨日のレッスン内容の続きです★

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咲ちゃんです♪
咲ちゃんは、自分の感情のコントロールが苦手なワンちゃんで、テンションが上がっている時と警戒心や恐怖心で威嚇吠えをしてしまう時と色んな表情を見せてくれます。
咲ちゃんの動作を観察していて、ある事がわかりました。
それは社会化不足。
パピーの頃に経験しておく事って本当はたくさんあります。
犬同士の遊びとルールを学ぶこと。(パピー同士&成犬)
色んな環境での物音や仕草。(鏡に写る自分や急に傘が開く音などなど)
それ以外にも色んな社会化を学ぶことで自我が芽生えたときに動揺したりしない、心の器が大きい子になります。

咲ちゃんはワンちゃんを遊びに誘う方法がわかってなく、相手のワンちゃんに誤解を招いてしまいやすいのです。
でも、少しづつ今からでも経験して自ら色んな方法で遊びに誘ってみて、自分の勘違いに気付いてもらいたい。
ここで一つ飼主さんが間違いやすいポイント!
吠える=威嚇や喧嘩っていう認識はNGです。吠えるにも色んな意味があるのです。例えば、咲ちゃんは遊びの誘い方を知らない。だから吠えて誘う。すると飼い主に叱られる。この流れだとワンちゃんは100%犬に遊びに誘うとママに叱られるという認識をしてしまいます。だから、他の犬が嫌いって発想に変化しちゃう子が多いです。

咲ちゃんママは始めて会った時よりだいぶ咲ちゃんの伝えたい事や行動を理解してきてると思う。
でも、他の犬がダメだと思っていた頃には想像も出来ないくらい他の犬と同じ空間にいられたり吠えなかったり。
大きな変化だと私は思っています。

ラストは…。

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PAL&JOYです♪

PALの今の課題は『自発的な行動を強化する』事です。
マテやオイデなど訓練的なことは殆どこなすPAL。だからこそ、『人間』が指示して『やらせる』ものより、『PAL自身が』やりたくて起こしたアクション(行動)を伸ばして『これしたい!』の気持ちで自尊心を満足させる。

はっきり言って、これはレベルが高いです。

でも、PALはやってのけちゃいます(笑)

ハンドサインだけでフセをする行動を強化してみました。
もう尻尾がブンブンしちゃって、いつもの『ダウン』という指示で伏せるときとリアクションが全然違う!
これは自分で見つけた【イイコト】なのでやる気もupしちゃうんです。

だいぶぺぇとのルールが理解できるようになって、頭の体操が楽しくなってきているね。
進化していくのが楽しみです♪

JOYくんです♪

JOYくんは、犬が嫌いで飼主さんが『噛むんじゃないか??』と心配してしまうくらいな子でした。
でも、今は多少自分の存在をアピールする為に吠えたり威嚇したりしますがJOYの中で無差別だったその威嚇方法が変わってきました。それは犬社会を少しづつ理解してきているからです。
威嚇して、相手が立ち向かうのであれば仲良くなれない。
でも、威嚇して一瞬でもJOYが許せる距離を保ってくれたりするとお友達になれるのです。

ウチの犬と初めて会ったときもそうでした。
やっぱり威嚇吠えをしたJOYを飼主さんが制御するつもりで抱きかかえました。
私は思わず、『あ、降ろしちゃっていいですよ~』と言ってしまいました。それは、抱いても何ら解決する問題じゃないからです。ウチの犬はJOYにたいして一定の距離を保ちました。するとJOYの方からうちの犬に歩み寄りました。
これって大事なことなんです。

それから何回か一緒に過ごしたり、ウチでお泊りしたりするうちにJOYはうちの犬と仲良しさんになりました。

威嚇して吠えたから、その子とはもう無理!と諦めてしまうのは勿体無い。
ちゃんとした専門家の下で経験を積んでいけば飼主さん自身も今以上の楽しいワンちゃん生活が送れます★

※ただし、注意しなくてはならないのが相手の犬(威嚇した相手)が必ずトレーニングの入っているイイ子とは限りません。なので、最初は犬社会のルールを理解してるワンちゃんと行うトレーニングなので良く分からないワンちゃんに対しては少し警戒しなくてはなりません。

なんだか、2回に分けて書いたこの日記がしつけ本っぽくなってしまいました(笑)

では、課題でーす。

★ロビンさん★
マテを犬の周りで一周、それから円の大きさと待ってる時間を伸ばす。
フセを自発的にしたらおやつ無言投下~。

★ナナオとロッコ★
ロビンと同じくフセ強化です。
おやつは小さく小さくしてあげてください~。

★シロ★
シロちゃんペースにならないよう、ママさん主導権を握って下さい。
マテも少しでも動いたら位置を直し、再度1からやり直しましょう。
できれば、お姉ちゃんにもやってもらえるといいなぁ~。

★咲ちゃん★
ロビンちゃんと同じ、マテの強化とフセの強化です。
ヤバイ犬や窓に映る自分が気になりだしたら、そのフセの強化で気を引きましょう。
そして『ウチの咲は無理ぃ~』は厳禁♪
咲ちゃんを信じてあげて下さい。やれば出来る子ですっ!!!

★PALJOY★
フセ強化月間です(笑)
ただ、SITの指示で勝手に伏せたら意地でもSITをやらせて下さい。
その時はちゃんと褒めてあげてネェ~。

みんな頑張ろうねぇ~♪

綱島レッスンの内容その① [トレーニング]

さてさて、昨日のしつけ教室の続きです。

今回は生徒さんのご紹介とその子達の成長をお伝えします♪

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チワワのロビンちゃんです~★
食欲旺盛なロビンちゃんんおお悩みは『他のワンちゃんに吠える』でした。

最初にレッスンした時は確かに威嚇する吠え方をしていました。
けれど、ママさんがしっかり主導権を握るようアイコンタクトとマテを徹底的に行ってみました。
そして今までは『オスワリ』などの号令をかけてもロビンちゃんがやるかやらないかを判断していました。
これは、きっとどの飼主さんにも当てはまるのかな??

そしてイチバン大事な事を学習しました。
それは、『ママさんがロビンちゃんの声を聞く』こと。

なんで吠えるのか?何が言いたいのか?
これを解決したロビンちゃんは一気に変わりました♪

昨日、デモ犬にパピー・グレイスを参加させました。
ロビンちゃん、最初は吠えてみました。グレイスはちゃんと相手を敬うように体制を低くしました。
それから【パラレル走行】という行動学に元づいた群れ意識をロビンちゃんに教えました。
そしたら…。
ロビンちゃんの舎弟になったグレイス(笑)
グレイスがピンチの時は必ず助けに行く、教育的指導のちゃんとする。
あんだけ犬に吠えて威嚇していたのに大変身です★

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ナナオくんです。
彼は今回、イチバン【忍耐】という言葉を学習したんじゃないでしょうか??(笑)
ナナオには『自発的にある行動をとらせる』でした。
ナナオの性格は不思議っ子で、気分屋さんな所もあります。なので、集中力をつける=他の事(犬や物音など)の興味よりしたい行動をやりたいという気持ちを教え込もうと思いました。
その自発的行動を『フセ』にしてみました。

行動強化とも言いますが、オヤツが欲しいから色んな行動を取る。その行動をどんどん拾い上げてく。(拾い上げるとは、良い行動をした時にトリーツを出してそれが正解なのだと犬に認識させる事)
ここでのポイントは決して指示語を使わない。
最初は誘導するのに使いますが、基本的に無言の戦いです(笑)

結果…。

ナナオくん、フセ倶楽部・会長の座をGET!!
みんな他の犬たちがワラワラしていても、来客が来てもずーーーーっとフセしてました。
自分に自信がついてくれるといいなぁ~。

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ロッコさんです♪
極度なビビりっ子な臆病娘★でも、そんな臆病なロッコさんでもフセ倶楽部の副会長になりました。
ロッコさんには『怖くないよ』と思い込ませるための経験がなにより大事!
レメディとかを併用しながら、経験を積んでいきます!
何かに集中することはどんなワンちゃんにも大事なことなので、ロッコにも自発的行動の強化を入れていきます★

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シロちゃんです★天使です♪
ふわふわシロちゃん、お調子者だけど出会った頃より人の話を聞くようになりました。
人も犬も大好き!でも、ちょっとテンション上がっちゃう事もあるけどママさんがちゃんとマテの練習をしているんだなと昨日改めて思いました。自然とみんなの輪に入っていける順応性をこれからも伸ばしていくため、ママさんの褒めのタイミングを次回伝授したいなぁ。

この後は、トイプー・咲ちゃんとPAL&JOYのご報告です★

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