その子の特徴を活かして★ [トレーニング]

犬種が同じでも性格の違う子がいるように、人間と同じく性格は個々違います。
私はその子の特徴や長所を活かしてその子らしいトレーニングをしています。

でも、トレーニングのやり方で性格が大きく変わる子も多いのです。

例えば…。
強制訓練で穏やかだった子が凶暴的になったり、怯えるようになったり、オドオドしたり…。

まぁ、そのやり方は即効性があるし威圧する方が褒めちぎるより簡単だからね。
そういうしつけ教室をあえて選ぶ飼主さんも多いです。

それでも私は褒めていくトレーニングをオススメしたいです。

確かに時間はかかる。
褒めるタイミングは難しい。
(だって悪いことした時のほうが目に入るからつい叱る事が多くなっちゃうしね)

でも、犬が自信を持って良い行動を取って、自慢げに飼主さんを見上げてると思うんです。
この子達がどんな気持ちでこの行動をして、褒められたらどれだけの優越感を得てるのだろう…って。

私は吠えることがいけないとは思わない。
なぜなら吠える価の何かがあるから。
吠える状況が犬にとってストレスなら緩和してあげたいから吠える必要がない事を教えたい。
動物病院で震える子、他の犬が怖いからビビリ威嚇する子、嬉しすぎてテンション上がったまま興奮状態で自分じゃ抑えきれない子などなど…。

怖くて震えてる犬に、そこまで怖いことじゃないって教えてあげれたら…。
震えてる内容を観察して、それが例えば診察台だったり触診だったり…。
その怖いものを行う時に、怖い思い以上の嬉しい事を提供する。

他の犬が怖くて吠える子は大抵吠えたら飼主さんに叱られちゃうんだよね。
でも、他の犬が来たらその子を褒めるようにしたら…。
犬が来る→ママに褒められる→むしろ犬に来てもらいたい
という変化になります。

テンション上がりすぎちゃう子もそれはそれでストレスがかかるんです。
大人しい時を強化していき、テンション上がった時はママが指示を出して落ち着かせる。
その為には…。
どんだけアゲアゲな状況でもママが呼んだら見る。そしてマテなりオイデと言われたら従う。
これを強化するのが一番。

叱ることも大事です。
それは『人を噛んではいけません』や『テーブルの上の食事に手をかけない』など。

そして噛まなかったら褒める、テーブルに手をかけなかったら褒めるなど褒めることって実はたっくさんあるんです。
いけないことは学習したけど、いい事を学習してない子が多いので私が出会ったワンちゃん達には自信を持って生きていって欲しい。

『ママぁ、見て!僕こんないい事できるんだよ!』
『ねぇ、この行動っていい事??』
『この行動が正解?どう?どう?』

そんな前向きなワンちゃんが増えてくれるといいなぁ~♪
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